目次へ戻る

立体定位

立体定位 投稿者:KB 投稿日:2007年 5月20日(日)16時09分33秒
昨日のNHK サイエンスZEROでNHK技研での立体音響の研究が一部紹介されていました。昔のバイノーラルとどう違うのかわかりませんでしたが、ヘッドホンにて前後左右のみならず、高さまで360度出してしまうといったものです。22.1chの立体音響の研究過程で、きちんと録音されたのか現場で確認できないため、コンピューターで、数値を打ち込んでディスプレイ上で確認するための課程から生まれたもののようです。なんらかの公式のようなものがPC上に打ち込まれていました。

Re 立体定位 投稿者:志賀 投稿日:2007年 5月21日(月)21時24分52秒
KB さん:

<昨日のNHK サイエンスZEROでNHK技研での立体音響の研究が一部紹介されていました。>

残念ながら見ておりませんが面白そうですね。

<昔のバイノーラルとどう違うのかわかりませんでしたが、ヘッドホンにて前後左右のみならず、高さまで360度出してしまうといったものです。>

質問ですが、音源は単音源の場合でしょうか? それともオーケストラのような多音源でも分離して位置が聴き分けられると言うことでしょうか? 後者だと凄いことだと思います。

Re: Re 立体定位 投稿者:KB 投稿日:2007年 5月21日(月)23時32分19秒

単音源でした。笛を鳴らして後ろ前 上下などにて。これは22.1chの立体録音といっても、現場でのモニターが難しい場合があるので、PC上に22.1ch分の位相差か、音量差か双方か公式のようなものを組んでおりました。PC上で録音の適正を確認できるようにしたのだとか。その課程にて、このバイノーラルの発展系のようなものが発明されているようです。NHKの技術展で発表もされるようです。

Re2 立体定位 投稿者:志賀 投稿日:2007年 5月22日(火)11時31分0秒
KB さん:

<単音源でした。笛を鳴らして後ろ前 上下などにて。>

そうでしたか。それなら原理的には可能かと思いますがコンピュータとDSPの技術を駆使した高度な技術なんだと想像します。詳細は分かりませんがNHKのWebサイトの

http://web.archive.org/web/20070821065748/http://www.nhk.or.jp/strl/open2007/family/index.html


に書いてあることですね。


Re: Re2 立体定位 投稿者:KOBA 投稿日:2007年 5月22日(火)15時41分58秒

それです。私には22.1chのアルゴリズムはよくわかりませんが、以前話題になった定位の原理が数値化されていることは間違いないようです。志賀さんらの方で情報がわかりましたら、数値化の原理をお教えください。逆に言えば、定位の原理はそれだけ確立しているのですね。遠近がどうなのか興味があります。

Re3 立体定位 投稿者:志賀 投稿日:2007年 5月22日(火)22時08分5秒
KB さん:

<志賀さんらの方で情報がわかりましたら、数値化の原理をお教えください。逆に言えば、定位の原理はそれだけ確立しているのですね。>

実際に番組を見ていないので見当違いのことを言う可能性があるので余り立ち入りたくないのですが、「原理的に可能」といったのは主に単音源だと、ダミーヘッドを使わなくても複数のマイクを使えば音源の位置を特定出来るだろうということです。これは、CTスキャンやMRIで使われている3次元イメージの処理を考えればそれほど難しくないような気がします。しかし、これを元にいかにその位置にあるように聴こえるようにするかは具体的には分かりません。よく言われる位相情報や音量情報の他にいわゆる頭部伝達関数を使えば可能だと思いますが多分に経験的なノウハウが必要だと推察します。

<遠近がどうなのか興味があります。>

遠近感は、そもそもヘッドフォンによる前方定位がどれほど成功しているんでしょうか?これこそ体験していないのでよく分かりません。

Re: Re3 立体定位 投稿者:YZ 投稿日:2007年 5月26日(土)18時53分23秒

志賀さんもまだヘッドホンの前方定位は体験されていないのですね。

Re4 立体定位 投稿者:志賀 投稿日:2007年 5月26日(土)20時57分38秒
YZ さん:

KBさんのいわれるNHKの方式は体験していませんが、これまでの例は、


http://shigaarch.web.fc2.com/OldBBS/36frontfield.html

の最初の投稿にいくつかのサイトが紹介してあり、音源ファイルもあるのでこれをパソコンのヘッドフォン出力で聴いたことはあります。それなりの効果が感じられるものもありますが、まだまだといった感じでした。

inserted by FC2 system