← 光悦垣
鷹峯(たかがみね)は京都盆地の北西隅に位置する小高い土地で、江戸時代初期、京の刀剣鑑定師本阿弥光悦が徳川家康に賜った土地で、多くの工芸職人を集め芸術村として栄えた所である。光悦死後は衰退したが現在も光悦の墓所がある光悦寺などいくつかの寺社が残っている。
その中心である光悦寺は寺といっても小さなお堂があるだけだか庭園は広くいくつかの茶席が点在している。秋は紅葉の名所として有名だが、この季節は新緑が美しく「青もみじ」の名所として知られている。
左の写真は光悦寺の庭園にある大虚庵という茶室で、光悦垣という独特の竹垣で囲われている。
また、収蔵庫があり中には光悦や光琳作の工芸品が展示してある。
光悦寺点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
源光庵
光悦寺から少し東にある曹洞宗の寺 美しい庭園がある
左の写真は本堂北側にある、「悟りの窓」(左)と「迷いの窓」という窓でここからみた庭園が美しい。
この他周辺には吉野太夫が帰依をしたという常照寺、比叡山を借景にした庭を持つ正伝寺などがある。
天竜寺は臨済禅宗天龍寺派の大本山。 室町時代初期、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため夢窓国師を開山として嵯峨の地に作らせた京都五山の筆頭に位置する大寺院である。この池は、大方丈に面した大きな庭の中心にある曹源池。秋は紅葉の名所として知られすでに紹介している。(秋の写真はこの写真の奥からこちらを向けて撮ったもの) この季節は新緑が美しく、また普段は入れない塔頭の特別公開も行なわれており、今年は嵐山を借景にした見事な庭園をもつ宝厳院を訪れた。
宝厳院(ほうごんいん)庭園
紅葉の時期の様子はこちら
宝厳院は天龍寺境内左奥、南西の隅にある塔頭であり獅子吼の庭とよばれる、嵐山を借景とした見事な庭がある。
園内には桜や楓などの木々の他、玉石を引き詰めた空池、苔むした巨石、宝厳垣と呼ばれる笹を使った垣根など趣向を凝らした見所がある。
左の写真は大堰川(嵐山の川)から水を引いた清流である。
宝厳院庭園(獅子吼の庭)点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
城南宮は京都市の南東部伏見区鳥羽にある神社でそれほどよく知られていないが、平安京の鬼門に当たり古くから方除け神として知られており多くの京都市民が訪れる。私も以前初詣に行ったことがあり、
http://www38.tok2.com/home/shigaarch/Topics/jonangu07/jonangu07.html
ここにその様子を紹介している。公式ページはここ
社域は広く、各時代を模した庭園があり季節毎にいろんな花が咲く。桜の花もあちこちにあるがほとんどが遅咲きのしだれ桜であり、例年4月の中旬から下旬にかけて満開になる。下の写真は4月21日に訪れた時のもので順路に沿って紹介する。
平安の庭
参道の北側、社殿の裏側を囲むように作られている。池を囲んだ回遊式庭園。4月の末にこの池の背後でで曲水の宴が催される。
回遊式庭園 | 曲 水 ここで曲水の宴が催される |
山吹と桜
下で紹介する梅園の一部にある。
参道の南側の入り口を入ったところにある
室町の庭点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
↑ 桃山の庭 室町の庭の南にある広く華やかな庭
桃山の庭点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
↑ 城南離宮の庭 この辺りにあった白川法王が院政を執った鳥羽離宮を模した庭
↓ 春の山(梅園) 2011年3月9日 撮影 本殿の西に広がる梅園。全て見事なしだれ梅
梅園点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
つくし |
れんげ |
たんぽぽ |
おおいぬのふぐり |
ひめおどりこそう |
はこべ |
きんぽうげ |
はなにら |
ふきのとう |
からすのえんどう |
2005.3.30
下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
ベロニカ・オックス フォード・ブルー |
ベロニカ・オックス フォード・ブルー |
パンジー |
パンジー |
パンジー (フリル) |
ビオラ |
ストック |
わすれな草 |
ヒヤシンス |
ミニ金魚草 |
ムスカリ |
パンジーと ビオラ |
パンジー |
ビオラ |
パンジー (マジシャン) |
ビオラ (フィオリーナ) |
ビオラ (フィオリーナ) |
ビオラ (フィオリーナ) |
寄せ植え |
寄せ植え プリムラ・ジュリアン |