「なんと(南都)大きい平城京」と日本史で記憶したように西暦710年藤原京から平城京へ都が移ってから今年で1300年の節目をむかえ古都奈良では平城遷都1300年祭が盛大に繰り広げられている。その目玉は、なんといっても今年になって復元完成した大極殿を中心とする平城宮跡で繰り広げられるさまざまな催しである。私も5月9日行なわれた1300人の天平行列を見物にいった。このページではその時の記録と、過去に撮りためていた、建築途上の大極殿の写真をおさめている。公式サイトはここ
正面から見た大極殿 広い前庭ではさまざまな行事やコンサートが行なわれている
大極殿内部と高御倉
内部は広く明るい。 ただ、上の写真の高御倉を除いてそれほど展示品はないので、見物客はスムーズに流れている。
大極殿周辺点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
敷地内では連日さまざまなパレードが繰り広げられる。この日は特別に1300人の天平行列という大パレードが行なわれ多くの見物客でにぎわった。以下はこの日行なわれていたパレードの動画です。
← 動画です。画像の上をクリックして下さい。メディアプレーヤーが立ち上がり動画が始まります。
あおによしパレード
以前紹介したウイグル族のダンスに似ている。
このパレードは会期中(2010年.4月.24日 〜 11月6日)毎日行なわれている。
← 動画です。画像の上をクリックして下さい。メディアプレーヤーが立ち上がり動画が始まります。
衛士隊の行進(朱雀門から大極殿までの行進)
このパレードは会期中(2010年.4月.24日 〜 11月6日)毎日行なわれている。
← 動画です。画像の上をクリックして下さい。メディアプレーヤーが立ち上がり動画が始まります。
天平1300人の行列
この日のメインイベント。僧侶が多いのはこの後、前庭で開催される宗教人による「平和への賛歌」というイベントへの参加者が多いため。
公式ページはここ
パレード点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
朱雀門
平城京の中心を南北に通る朱雀大路の北端にある平城宮の正門。こちらの方は1998年に復元された。
後方に大極殿が見える
朱雀門周辺点描 下のサムネイル(小さい絵)をクリックすると大きくなります
大極殿の復元は朱雀門の完成直後から始まり、約10年がかりで完成したものである。
その間何度か奈良を訪れたときに撮っておいた建設中の大極殿の写真を紹介する。
← 2005年5月 本体はすっぽり保護用建造物に覆われている
↓ 同じ時の工事現場前から朱雀門方面のながめ。
2009年4月 半分覆いが外されている | 2010年4月8日 公開直前の大極殿 |