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サブウーファーのサイズ

サブウーファーのサイズ 投稿者:PN 投稿日:2009年 6月23日(火)19時23分3秒
志賀さん

サブウーファーを導入して少し経ちました。フロントスピーカーなど構成も固定で来て満足できるだけの状況に追い込めました。

さて、サブウーファーなのですが志賀さんの場合、フロントスピーカーもそれなりのサイズのモノに大型のサブウーファーを組み合わせていらっしゃいますが一方、私の場合デスク周りにスピーカーや機器を集約させる事とPC作業をしながらリスニングする事もありましてフロントスピーカーもウファーの径が13cmと小型の2Wayです。公称では下は40Hzと発表されていますがサイズと径を考えればまず、まともに出ていないとかんがえるべきでしょう。

実際、どのあたりまで下が過不足なく出ているかは計測の必要はあるでしょうが大型のスピーカーよりキャパが低い事はサイズを考えても予測がつきます。

そもそも、低音楽器があのサイズなのもあのサイズでないと満足のいく低音が出ないからだと言えますので物理的なサイズのハンデとしわ寄せはスピーカーにも必ず現れると思われます。

こういう、小型のフロントスピーカーにサブウファーを合わせる場合バランスを考えて小型同士で合わせるべきか大は小を兼ねると言う考えでサブウーファーは大型にすべきかどうなんでしょうか?

小型のスピーカーの場合もう少し高い周波数からサブウーファーの補助を受けることになるでしょうから小さい方がバランスは良いような気がしますがその分超低音部分はどう考えても大型のサブウーファーに勝てないでしょう。

当分は双方小型同士の組み合わせでやっていくつもりですが先に大型のウーファーなどを設置できる場所が確保できた場合参考にしたいと考えております。

Re サブウーファーのサイズ 投稿者:志賀 投稿日:2009年 6月24日(水)06時14分38秒
PN さん

>さて、サブウーファーなのですが・・・・

>実際、どのあたりまで下が過不足なく出ているかは計測の必要はあるでしょうが大型のスピーカーよりキャパが低い事はサイズを考えても予測がつきます。そもそも、低音楽器があのサイズなのもあのサイズでないと満足のいく低音が出ないからだと言えますので物理的なサイズのハンデとしわ寄せはスピーカーにも必ず現れると思われます。


確かにサイズが大きい方が低音再生に有利ですが、これは、再生周波数限界の問題というより、能率と最大音量の面で不利ということだと思います。従って、大きなパワーが出ない真空管アンプの時代には決定的に重要ですが、パワーに余裕のある半導体アンプの場合、それほどの大音量を要求しなければ、必ずしも大口径のスピーカーを使う必要はありません。現在では、高級スピーカーでも小型化している理由はそこにあります。もちろん設計にはそれなりの技術が要求されますが。

>こういう、小型のフロントスピーカーにサブウファーを合わせる場合バランスを考えて小型同士で合わせるべきか大は小を兼ねると言う考えでサブウーファーは大型にすべきかどうなんでしょうか?

サブウーファーの場合でも同じことが言えますが、この場合はどこまでの低音を要求するかが問題でしょう。20Hz辺りまでフラットにしたいならやはり大型でないと難しいでしょう。30Hz くらいならそれほど大きい必要はないと思います。

>小型のスピーカーの場合もう少し高い周波数からサブウーファーの補助を受けることになるでしょうから小さい方がバランスは良いような気がしますがその分超低音部分はどう考えても大型のサブウーファーに勝てないでしょう。

バランスの問題ですが、外観上のバランスはあっても音響学的にはメインシステムが小型の場合サブウーファーも小型がよいという理由は見あたりません。

ただ、メインシステムの低音限界が比較的高いとサブウーファーとのクロスオーバー周波数が高くなるので、つながりの面で色々難しい点が出てくるような気がします。私見では、サブウーファーの受け持つ範囲は50Hz以下にしたい所です。

Re: Re サブウーファーのサイズ 投稿者:PN 投稿日:2009年 6月24日(水)17時16分54秒
志賀さん

> 確かにサイズが大きい方が低音再生に有利ですが、これは、再生周波数限界の問題というより、能率と最大音量の面で不利ということだと思います。従って、大きなパワーが出ない真空管アンプの時代には決定的に重要ですが、パワーに余裕のある半導体アンプの場合、それほどの大音量を要求しなければ、必ずしも大口径のスピーカーを使う必要はありません。現在では、高級スピーカーでも小型化している理由はそこにあります。もちろん設計にはそれなりの技術が要求されますが。

昔、友人がスピーカーの導入に大失敗した例を見たことがありまして部屋の大きさは6畳程度、家具のスペースを考えたらもっと狭い部屋です。その部屋にフロア型の大きなスピーカーを導入して音が良くないという事がありました。友人はスピーカーはデカイほど良いと考えていたようです。

スピーカーが部屋のサイズに合っていないのもありますしサイズ的に調整や設置の自由度も皆無です近距離でフロア型のサイズがガンガンなっていればキツイだろうなとも思いました。

結局、スピーカーサイズを小さくする事で解決をしたのですがこれは極端な例ですが部屋とスピーカーのマッチングは難しいなと感じます。店舗で視聴しても実際に設置する自宅の環境とは違いますので店舗では良かったのに自宅ではイマイチと言う事も結構あるようですね。

私ももう30年前ほど昔のスピーカーになりますがDIATONEのDS-30Bという中型のブックシェルフスピーカーが自宅で眠っています。今のリビングの大きさと設置スペースの関係で出番がありません。設置はできない事はないですがこいつをそれなりの音で鳴らすには
リビングが狭すぎますし音量も出せません。

> サブウーファーの場合でも同じことが言えますが、この場合はどこまでの低音を要求するかが問題でしょう。20Hz辺りまでフラットにしたいならやはり大型でないと難しいでしょう。30Hz くらいならそれほど大きい必要はないと思います。

私のサブウーファーは単品販売の中では最も小型なものに(ドライバ20cmで容積16Lで重さ13Kg)なりますので公称は30Hz〜ですが実際40Hz以下は怪しいかな?という気もしなくはないですがサブウーファー無しと有とではバスドラムやコンバス、チューバの響きは
全然違いますので全く効果無しという事はないですね。

今のフロントスピーカーの低音域が何処まで過不足なく出ているかにもよりますが今使っているアンプ付属のセットスピーカーが8cmのフルレンジでオーディオ用途としてはどうしようもないクオリティですのでそのあたりを考えるとアンプ自体のサブウーファーのクロスは結構高めに設定されているかもしれません。と、言うより極めてその可能性は高いでしょうね。

セットで付いてきたサブウーファーも容積的には今のサブウーファーと大差はないですね。もっとも大きな違いはパッシブかアクティブかの差でしょうか。今回はデスク周りにシステムを収める関係でサイズ制限は厳しく小型で妥協せざるえませんでした。

今はまだサブウーファーの設定はアンプ側のクロス周波数で動くダイレクトモードですので時間のある時にフィルターモードで今のスピーカーとサブウーファーをクロスさせる頃合を探ってみます。フィルターモードですと50Hz〜200Hzまで可変で調節できますので細かい詰めはできそうです。

スピーカーがセットで付属してきたものと全て変わっていますので本来はもっと調整を詰めないといけないのでしょう。いざやってみたらアンプ側の制御と大差がなかったなんて結果になる可能性もありますね。こういう時には自動検出調整機能を搭載したデジタルアンプっていいですよね。

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